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route.714「銀の鮫・カケラ」(GR-C112) ¥28,400 銀 鉄 ステンレス 10K 牛革紐 鮫の歯は、実は鱗が進化したものだ。 鮫において鱗と歯は 全く同じ構造を持っている。 長い年月の末 顎の上の楯鱗が餌を引っ掛ける役目を果すようになり 結果、歯になったと。 こうした歯の起源が 特殊な再生能力の起源であるかは定かではないが 海に生活の基盤を置いている民族にとって 獰猛さとあいまって 人間以上の力をもつ 神の使者として信仰対象になったことは確かなようだ ハワイ タヒチ ポリネシア ソロモン諸島などの いわゆる環太平洋地域では、鮫にまつわる多くの伝説や信仰が残っている 権力者の権威付にもおおいに活躍した 鮫の歯は護符として広まり 賢者は顎に鮫の文身を施した 日本にも 鮫の信仰伝説は各地にある 「和邇(わに)」の名前で 「蛭子(えびす)」の名前で 「鮫(さめ)」という呼称は比較的新しく、中世以降使われ始めたらしい。 海の彼方の異郷から 富と幸をもたらしてくれる漂着神である。 日本での御神体は主にその頭蓋骨だ 鮫の歯は「天狗の爪」と呼ばれ 鮫のフェティッシュとしては扱われなかったようなのだ 日本は アジアと環太平洋地域が重なる 混沌の文化圏だ souk "GO SOUTH" (インダストリアル・ジャンティーク route.714)
by gosouthhh
| 2008-10-21 08:26
| BONE-Identity
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