route.714
GR-E009(携帯ストラップ)
¥5,000
古代硝子
鉄
ステンレス
真鍮
古代硝子の表面にはしばしば
「銀化」「金化」と呼ばれる現象が見られる。
それは、まるで雲母のように七色の煌めきを持つ、薄い皮膜の重なりだ。
砂や土中に長年埋もれ、硝子成分の珪酸や酸化アルミなどが
周囲の鉄、銅、マグネシウム分などと化学変化を起こしたものである。
色合いの複雑さや煌めきは人々を魅了した。
特に日本では侘寂、に通じることからその人気が高い。
19世紀から、この銀化を人工的に再現しようと
あらゆる試みがなされたが今のところ
成功はしていない。
時間のもたらす最後の一刷毛を、人間は未だに越えられないのだ。
souk "GO SOUTH" (インダストリアル・ジャンティーク route.714)